千葉ロッテマリーンズへの加入が発表された、ルイス・クルーズ。
報道では2013年シーズン途中から在籍した「元ヤンキース」との表記が多いですが、クルーズがメジャーの舞台で活躍したのはなんといってもロサンゼルス・ドジャース時代。
それまで主にマイナーでプレー、メジャーに昇格したのも数えるほど(2008年:22試合、2009年:27試合、2010年:7試合)だったクルーズは、2012年にプロ12年目にしてブレイクを果たします。
開幕をドジャース傘下AAAで迎えたクルーズは、シーズン中盤にメジャーへ昇格。サードのレギュラーに定着して78試合で.297の好成績を残します。
そしてメキシカンの多いロサンゼルス。メキシコ出身の彼は一躍人気者となり、ドジャースタジアムには"Cruuuuuz"の歓声(まるでブーイングにも聞こえる「クルーーーーズ」と伸ばす歓声)が巻き起こるようになりました。
打席に入る時(0:40頃)、ヒットを打った後(1:00頃)、それぞれ"Cruuuuuz"の声が聞こえます。
2012年にMLB公式サイトに掲載されたクルーズのインタビューでは、ファンの声援の心強さとともに「Twitterアカウントは2ヶ月でフォロワー10,000人超え、おそらく9,000人がメキシカン」というエピソードを披露。
Twitterでは、ファンからメキシコの曲を使って欲しいという声が寄せられたそうで「彼ら(ファン)が故郷を思い出せるような曲を使うべきと思ったんだ」と語っています。
そんなクルーズの2012年シーズンの登場曲はこちら。
ちなみに、ブレイクしたこの2012年、6月には「日本からの打診」があり、メキシカンリーグでコーチを務める父親に相談。父親から「残るべきだ」と言われた2日後にメジャー昇格という巡り合わせがあったそうです。
しかし翌2013年は、ドジャースでは45試合で.127の大不振。40人枠を外れヤンキースに移籍し、今度は巡り巡って日本への移籍となりました。
QVCマリンフィールドで「クルーーーーズ」コールとメキシカンなBGMをバックに打席に向かう姿が見られるか?今から楽しみです。
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